教材研究 高校数学

自分の数学観を高める

子供の甘さ

  高校生と言えども、自分たちで共同生活を行うことは難しいのであろう。学校には必要か不必要かは置いておき、さまざまな校則がある。目に見える校則を守ることから、公共の場でのマナーを守ることまで、一部の生徒にとっては生活が縛られているように感じることもあるのである。生徒は常に40人単位で生活をしており、全体で同じ行動を強いられている学校がほとんどである。そのためか、自分のことを適切に見てもらえない、評価してもらえない状況が続くと、派手な行動を起こして、自分を見てもらうように仕向けるのである。法律に逆らうような校則がある中で、生徒が逸脱した行動をとることは、自由への渇望とはまた異なる子供の論理が渦巻いている。