教材研究 高校数学

自分の数学観を高める

言行の一致

  自分の言葉に責任を持つことは、簡単なようで難しい。色々な人と関わりがあると誰とどんな話をしたのか、過去になにを伝えたのかを個別に記憶し、言葉に責任を持たせた行動を随時することは難しい。今までの生活でそこまで、自分の言葉に責任を持つことがなかったためである。そのため、自分の考えの軸をもち、その軸から外れたことを言わないことが、言葉と行動が一致するために必要なことである。 

  自分の考えの軸、こだわりとは何か、その答えを探すことが修行なのでは無いかと考える。元来、勉強は自分のためにやるべきであるという考えの自分だが、勉強に対して甘く対峙している子供を見ると、その甘さを指摘せざるを得ない。勉強を強制させないという軸をもちたいが、提出物の習慣をつけることなど、学校の要請も大きい、また、生徒の勉強から逃げたいという甘い気持ちにぶつかることも多く、勉強を押し付ける場面も出て来てしまい、軸がぶれてしまっているのが現実である。なにが正しいのか、目の前にある姿からしかわからない