教材研究 高校数学

自分の数学観を高める

気配り、目配り

 気配りが大切という言葉は多くの人が理解すると思う。子供っぽいという言葉は気配りがない人に対して使われることが多いと感じる。しかし、へりくだった気配りをしすぎる人も自信がないように見え、好印象を与えることはできない。自分らしく振舞う中に、細やかな気配りがあることが自分が感じる素敵な大人である。

 自分が心理的な距離がある人と何気ない会話をするとき、相手が何を求めているかを考えすぎるがあまり、会話のスピードが遅くなってしまう傾向がある。以前、臨機応変力が課題であると文章を書かせてもらったが、変な気配りの意識が働いてしまうのである。自分本位の会話ではなく、相手本位の会話をする必要があると思うが、相手と自分をつなぐ引き出しが少なすぎるのである。もちろん、共通項として職場の話があるのだが、職場の話は悪口につながることが多く、自分はその手の話をする気は無い。もっとアンテナ高く、隣人を愛したい。