教材研究 高校数学

自分の数学観を高める

昨日に引き続き読書感想文

数学を理解する作業に個人的にはどんどん深く理解をしていく作業と、各単元をつなげていく横にトンネルを掘る作業があると思っている。しかし、世にある学習書は多くは深く深く進めていく問題が多い。個人的に視野が広がったと感じれた本を3冊載せておきたいと思う。

 

計算のエチュード 計算の基礎・知識編

計算のエチュード 計算の基礎・知識編

  • 作者:清 史弘
  • 発売日: 2019/10/02
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
 

 

式の見方を違う角度で見ることができるようにトレーニングができる1冊であった。また、解答に至る心の思考部分が言語化されており、その言葉が脳の見方に刺激を与えてくれる。

 

 

 

とても有名な問題集ではあると思う。安田享先生の解答は別解が豊富で先生の独特な視点からの気持ちの部分が言語化されている。紙面の都合で解答はやや見にくいところはあるが、それが故に問題を噛み締めることができる1冊である。

 

 

 

このシリーズは本当に面白い。なかなか手に入らないことと、値段が高いため手が出ないが別解の豊富さとその別解のキレがすごい。問題を選ぶ際に解答の自由度も考えられていることがよくわかる。是非1冊読んで解いてみて欲しい

 

 

以上の3冊が私のおすすめである。

 

今探している教材としては、積分をする際の手法をなぜ取るのか、という必然性を磨ける問題集を読んでみたい。